フルデプスアスファルト舗装は、構築路床・路床(原地盤)の上のすべての層に加熱アスファルト混合物および瀝青安定処理路盤材料を用いた舗装で、計画高さに制限がある場合、地下埋設物が浅い位置にある場合、施工期間が長くとれない場合など、施工上の制約を受ける場合に採用されます。一方、施工基盤となる路床上に直接アスファルト混合物を施工するため、路床に所定の支持力(設計CBR=6以上)が必要です。
● すべての層を加熱アスファルト混合物および瀝青安定
処理路盤材料を使用することにより、舗装厚を薄くでき
ます
● シックリフト工法(1層の仕上がり厚さが10cmを越える)
と併用することで、工期短縮が図れます
● 時間短縮
● 疲労破壊抵抗性(構造強化)
● 舗装路面の計画高さに制限がある箇所
● 地下埋設物の位置が浅い箇所
● 急速施工が要求される箇所