近年、鋼床版形式の橋梁において、デッキプレートの剛性の不足に起因して交通荷重の載荷時に局部的な変形が生じ、主に鋼床版デッキプレートとUリブの溶接部分等に疲労亀裂が発生することが問題となっています。
鋼床版補強用SFRC舗装は、この疲労亀裂の発生・進展を抑制するために繊維補強コンクリート(SFRC)を利用した舗装工法です。一般的に鋼床版に接着剤等を施し、SFRC舗装を打ち継ぎます。
● 鋼床版デッキプレートおよび縦リブ板曲げによる発生応
力を抑制します
● 従来のアスファルト舗装に比べ、感温性が小さいので季
節を問わず、床版剛性を確保できます
● 疲労破壊抵抗性
● 構造強化
● 予防的維持
● リブ形式の鋼床版橋梁
« グルービング工法 | HOME | 骨材露出工法 »