HOME » 舗装技術 » 性能で選ぶ(車道) » 路面温度低減

路面温度低減

遮熱性舗装
低炭素(中温化)アスファルト混合物
保水性舗装

路面温度低減

遮熱性舗装

舗装表面に遮熱性材料を塗布/充填した舗装です。遮熱性材料が赤外線を反射するため、一般の密粒度アスファルト舗装に比べて夏の路面温度を10℃以上低減でき、ヒートアイランド対策に有効ともいわれています。なお、排水性舗装に適用した場合には、路面温度の低減効果に加え、排水機能や騒音低減効果との両立も可能です。


低炭素(中温化)アスファルト混合物

混合物製造時に特殊添加剤を添加することで,温度を30℃程度下げて製造・施工できるタイプの加熱アスファルト混合物です。


保水性舗装

ポーラスアスファルト混合物の空隙に吸水・保水性を有するグラウトを注入、充填させたもので、舗装体内に保水させた水分が蒸発する際の気化熱によって、路面温度の上昇を抑制する機能を有する舗装です。一般の舗装に比べ日中で10~20度程度路面温度が低下し、ヒートアイランド対策が有効です。