遮熱性舗装は、ヒートアイランド対策を舗装面からアプローチした工法です。舗装表面に赤外線を反射させる遮熱性樹脂を塗布したり、遮熱モルタルを充填することにより、一般の密粒度アスファルト舗装に比べ夏季における昼間のアスファルト舗装の路面温度を10℃以上低減でき、夜間も舗装からの放熱量を減らすことができます。
排水性舗装に遮熱性樹脂を塗布/充填した場合には、路面温度の低減効果に加え、排水機能や騒音低減効果との両立も可能となります。また、公園や遊園地・商店街への適用では歩行空間の快適性向上や景観性向上にも効果が期待できます。
● 路面温度の上昇抑制効果があり舗装蓄熱量の減少が
図られます
● 夏季の道路環境が改善されます
● 排水性舗装に遮熱性樹脂を塗布した場合は、温度抑
制機能に加え、排水機能と騒音低減効果の両立も可能
です
● 機能発揮のための水分補給などの管理が不要です
● 路面温度低下に伴い、舗装体の塑性変形抵抗性が向
上します
● 排水性舗装に適用した場合は、遮熱材による表面保
護効果により骨材の飛散が減少します
● カラー化を図ることで景観舗装としても利用が可能です
● 路面温度低減
● 塑性変形抵抗性
● 明色・着色性
● 一般道路
● 自動車専用道路
施工事例:渋谷交差点
施工事例:銀座
遮熱樹脂の散布
« 車道透水性舗装 | HOME | 床版上面増厚工法 »