薄層アスファルト舗装は、既設の舗装上に、厚さ2~3cm程度の薄層でアスファルト混合物を施工する舗装で、主に予防的維持に適用されます。使用する混合物の最大粒径は、一般に5mm~13mmのものを用います。
一般のアスファルト混合物によるオーバーレイ工法に比べて、舗設作業上、特に差はないが、薄層のため使用材料が少なく、経済的で工期短縮が図れます。最近では、たわみ性や水密性を高めた薄層砕石マスチック舗装や排水性を付加した薄層排水性舗装なども行われています。
● 予防的維持工法に適します
● 薄層のため使用材料が少なく、経済的です
● 路面切削なしで施工できるため、工期短縮が図れます
● 老朽化した路面のリフレッシュにより,すべり抵抗性の回復,平たん性を改善します
● 省資源
● 平たん性
● 摩耗抵抗性
● CO2削減
● すべり抵抗性
● 軽度のひびわれ路面の補修
● 摩耗やポリッシングを受けたすべりやすい路面の補修